あと1時間なので。
年賀状をプリントアウトしている間がヒマなので、今年一年についでも振り返ろうかと思います。
今年よくなかったこと。
就職したこと。自分の自由に使える時間というものが極端に少なくなった。学生時代は自分でやると決めたことに好きなだけ時間を費やしてよかったので、能力的な成長というものを日々感じながら過ごす事が出来たんだけれども、今年はそういう意味での成長の自覚がなかった。
また、それに伴って本を読まなくなった。昨年は年間50冊ペースだったんだが。それから情緒不安定だったのも良くなかったな。ムラッ気があるのは対人関係を仕事にしている上では致命的だ。
今年よかったこと。
コレも就職したことだな。一気に新しい人とのつながりが増えた。人とのつながりはそのまま自分の世界の広がりなので、人見知りの私としてはこういうきっかけがあるのはとてもよいことだと思う。中には、個人的にもながく付き合っていきたいと思う人もいる。シアワセなことだ。
あとは、自由な時間が少なくなったことで、かえってそういう時間を意識的につかおうと思えるようになったこと。身ひとつで世の中わたっていく上において、なんかしら「自分にはコレ」と言えるものがないとツライから、って言うのもあるけど。結果的に今までの人生で一番真剣に絵を描いている。まあ、ワザってモンは練習すればするだけ向上するから、仕事では感じられない日々のやりがいを感じている。
同じ理由で、論文コンクールにも出した。こちらはいちおう末席の賞にひっかかったんで、限られた時間の中でもなんかしらカタチに残すことができる、っていう自信がもてて良かった。
他に良かったことは~・・・、貯金が予想外にできたことかな。
こうして書き出してみると、感覚的にはなんとなく停滞感のある一年だったんだけれども、意外と良かったことの方が多いのが驚き。
精神的な浮き沈みが激しかった分、ローから自力でハイに持っていく術を身に着けて、精神的にはちょっと成長できたのかもしれないな。今年はいままでになく謙虚だったしね。(それで!?とかいう声が聞こえそうだが)とはいえ、まだまだ至らないなぁと思う点は多々ある。それは新年の抱負としてまとめましょう。
最後に恒例、マイベストランキング。
ベストコミック賞:『デトロイト・メタル・シティ』若杉公徳
バカ。限りなくバカだったから。「俺は悪魔だ。深入りするでない。」がヒットだったから。
ベストムービー賞:『時をかける少女』監督:細田守 原作:筒井康隆
終盤のイイ意味での裏切り感と見終わったあとのさわやかさが絶妙だった。一番泣けた。
ベストブック賞:『R25 つきぬけた男たち』編:R25編集部
就職して一番こまった時期に読んでやる気でた。年齢を感じさせない大人になっていきたい。
そうこうしているうちに年賀状が刷り上りました。それではみなさん、よいお年を。