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2006年12月01日

さかいめ。

 平常心で仕事。いたらないことばかり。わからないことばかりです。でもそれがなくなったらきっと面白いことなんてこの世にひとつもないんです。だからいいんです。問題は、風邪が蔓延しているということで、逃れるためにオフィスの外に逃げても道行く人の半数がマスクをしているのです。それってファッション?それとも、大人のマナー?

 夜、残業。帰りが遅くなるのはかまわないけどお腹がすくのがイヤだけど、今日は「ハラヘッタ」とつぶやいていたら食物がデスク上に出現した。強く念じていれば、叶わぬ望みなどない。ではなくて、ごちそうさまでした。

 帰りの電車で、『パプリカ』(筒井康隆)を読了。映画を見に行きたいので予習。長編小説を読んだのは久しぶりだけど、面白かった。

 私は、本や漫画を読み終わった後とか、映画を観た直後とか、集中して絵を描いててふっと我にかえったときとかみたいに、「現実」とは別の世界観にどっぷり浸かって戻ってきた時の、境界が曖昧な間隔が凄く好きで、むしろそれを感じるために生きていると言ってもいいくらい。この小説は、まさにその感覚がテーマになっているのでより読後感がふわふわして気持ちよかったです。余韻に浸りながら帰宅し今に至る。

 弟がシュウカツの話をするので、自分の現状について考える。一つ確かなことは、明日はいつもより早く会社に行かなければならないのでいつもより早く起きなければいけないのに、すでにいつもより遅い時間まで起きている、ということではないかと思います。

 ナルシズムがコンプレックスの裏返しだとすれば、だいたい説明できる今日この頃。

投稿者 yosim : 2006年12月01日 00:42

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