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2006年02月28日

骨格。

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 帰りの横須賀線で目の前に立っていたおじさんの頭蓋骨のカタチにぐっときた、というわけでひさしぶりにクロッキー。

 電車で立ってる時に描くとコケるのでオススメできません。

2006年02月19日

ナイスなもらい物、『Leopold "Tea Tube"』。

 昨日は今期のチームの打ち上げで横浜に遊びに行ったのだが、そのときに卒業する私のために後輩ズが用意してくれていたプレゼントの中の一つにこいつが入っていった。


『Leopold "Tea Tube"』
(リンク先はAssistOnのサイト)

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 詳しいことはとりあえずリンク先を読んでもらえればわかるのだが、簡単に言えば「お茶を一人分だけ淹れる」という一連の流れがこれ一本で済んでしまう、というもの。

 紅茶とかって一人分だけいれるとなると、後でカップやらポットやらスプーンやらストレーナーやら片付けるもんが多くて「たった一杯のために・・・」とついしり込みしてしまう。朝とかもホントは紅茶が飲みたいんだけども、手間を考えるとついついインスタントコーヒーに。ティーバッグでもいいんだが、家にある茶葉が飲まれずに溜まる一方でもったいない。

 しかーし。コレがあれば、一人分の茶葉が軽量できて、そのままカップにつっこんでお茶をいれられて、洗う時は底をカポッとはずして水道水で流すだけ。(本来の使い方とは違うかもしれんが砂糖やミルクを入れてかき混ぜるのも出来る)

 まさにお茶が飲みたくなるグッズではないですか。

 ということをですね、実は三日前ぐらいにネットで発見して、「あーこれいいなーほしいなー」「でも原宿かーめんどくさいなー」「しかも3000円かーそれはどうかなー」と思っていたら、なんと昨日たまたまプレゼントされてしまったわけですよ。まさに人徳?ていうか日頃の行い?

 今日は2回ほど使いましたがかなりいい感じです。今後重宝します。ありがとう。

2006年02月18日

もうあなたなしでは生きられない。

 古今東西製品情報がファーストコンタクトだった、『スワンタッチ』というしおり。

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 あたしの中で久しぶりのヒット。どういうものかというと、最初にセットしておけばページをめくるたびに自然に今開いているところにさしかわっていくしおり。

 ちかごろ電車で本を読むことが多いんだけど、紙を挟んでると何かとめんどくさくて不便なんだよね。かばんの中で落ちてたりとか、読んでる途中に落ちたりとか、差し替えるのがめんどくさかったりとか。かといってしおりがないとまたどこまで読んだかわかんなくなるし。

 コイツはそんな不都合をいっぺんに解消してくれるうえに、一枚150円という安さ。もう手放せないのですでに何枚も買ってしまっている。ちびちび本読む人にはかなりオススメ。

 関係ないが、製造元である板橋区のタカハシ金型サービスのウェブの最後の方。

なお漢字に変換せずにしおりのままインターネットで検索すると裸のネーチャンの写真がゾロゾロ出てきてしまい、肝心の挟み変え不要の栞が何処かへ消えてしまいます。

・・・・蛇足が過ぎました すいません。

 最後まで遊び心を忘れない会社のようだ。すばらしい。

2006年02月14日

ナイキのコンタクトレンズ。

 Hot Wired Japanより。

 選手の視覚を鋭敏にするナイキのコンタクトレンズ

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『ナイキ社はコンタクトレンズ・メーカーの米ボシュロム社と共同で、スポーツ選手のパフォーマンスを向上させるコンタクトレンズ『マックスサイト』を開発した。アスリート向けの使い捨てカラーコンタクトで、まぶしい光を抑えて対象物が鮮明に見えるように着色されている。』

 スポーツのための道具って、今までは水や空気の抵抗をなくすとか、より効率的にパワーを球に伝えるとか、身体の負担を軽くするとか、人間が外に向かってアクションを起こす部分をたすけるものだった。

 これのオモシロイところは、アクションを起こす前のインプットである「認識」の部分に入ってきていること。考えてみればスポーツなどは何らかのインプットに対するリアクションなわけで、言われてみればこっち側ってあんまり思いつかなかったなぁ、って感じ。確かにアーチェリーや射撃なんかは照準器を感覚の延長として使うけど、実際に撃つときはやっぱりみてないわけで。

 こいつは光学的にそのスポーツにとっての「ノイズ光線」をカットするものだけど、視覚だけでもまだ広がりがあるし、触覚とか聴覚までいったらもっと色々できそう。スポーツの記録は常に道具の進化と共にあったといっても過言ではないぐらいなので、こういうものが当たり前になってくるとオリンピックとかもまた大変なことになりそうですね。

 まあでも、弓道とか「道」のつくやつには関係ないけど。心だからね。

2006年02月08日

そしてひとくぎり。

 最終発表が終わった。

 今回はわりと予定通りコトが運んでいたので普通に発表できるかなーと思っていたら、期待通りというかなんというか、発表30分前に買ったばかりのウェブカムがぶっ壊れるアクシデントに見舞われ超てんぱった。でも、そういうことが起こってちょっと「やっぱり」と思って安心している自分もいた。

 内容的には、もう半年やらしてくれればかなりブラッシュアップできるのになぁと多少は悔しいというか、心残りな面もある。他の人の発表もおもしろいものがあって、純粋に楽しむ気持ちと「ちくしょう・・・」というライバル心もちらほら。

 でも、自分が「おもしろい」と言ってほしい人たちには何がしかが伝わったような気がするし、自分自身の適性を考えると私が「楽しい!」と思いながらできるのはやっぱここいらまでかなぁと納得しているので、今はとってもサッパリした気分。

 発表終了後はそのままDNPで打ち上げ。したらみんながサプライズで追いコンをやってくれた。あそこの人たちは、本当にこういうことになると実に才能を発揮する。でも私はやってもらう側のはずなのに気がついたらマイク持って地上の星を歌わされていた。何かがおかしくはないか。それともそれが私の性格を見越した演出だったのか。だとしたら実にレベルが高いが多分天然だろう。あと、手紙と昔の写真はやはりナメてはいけない、ということを学んだ。

 なにはともあれ、学生生活の主要なイベントはもうこれで終わり。でも細かくやっておきたいことが色々あって、明日からはそれをやろう。

 まず卒業制作のウェブをバージョンアップしたい。あとは、研究室の戦略会議に向けて、私自身が学んだことと後に言い残せることは何かをまとめたい。それからマジックでこっそりどこかにメッセージを残したい。

 あたしはとにかく自分が考えていることを外に向かって表現していかないと死んでしまう人。そのことはわりあい昔から気付いていたが、それを貫き通して生きていこうという覚悟を固めることができたってのがここ3年間で一番成長したことじゃないか。

 大学生活は、毎日がフル稼働で充実して楽しかった。会社に入っても楽しいといいね。

2006年02月06日

ウェアラブルのオモシロさって。

 最近めっきりはまっているEngadget Japaneseより。

 Dance Messager:残像シューズ

 LEDの残像で空中にメッセージを書けるダンスシューズ。

 作者はinsutructable.comを運営するSquid LabsのDan (Goldwater)氏。普通に歩く速度では目が足を追ってしまうので見にくいが、走ったりダンスする素早い動きならはっきり見えるとのこと。

 うちの大学にもウェアラブルの研究をしていらっしゃる人たちがいるが、やっぱり服がスマートになることの面白さは人の動きとともにあると思う。

 ダンスなんていうのは人の動きを楽しむ最も始原的な行為で、そういう意味でこいつはダンスを見るときの楽しさのエッセンシャルな部分にぴったりはまっているような気がしておもしろい。今でももちろん踊っている人のキレとかリズムのある動きを見てすげえ!って思うんだけど、こういうものがあるとこれを使った今までにない技みたいなものが生まれてくる可能性も感じるな。

 人同士がすれ違う、ってとこには今そこまでリッチな経験がないけど、すでにリッチな経験があるところにウェアラブルが切り込んでいくことはおもしろい。はじめてウェアラブルおもしろいと思った。

 ちなみに身体にコンピュータをくっつけて運ぶってのはあくまでもモバイルです。私の中では。

最終最終発表。

 あさっては研究会の最終発表がある。うちのチームはみんなのがんばりのおかげでなんとかやりたかったことはしっかり全部できそう。

 毎学期かいている気もするけど、私はやっぱり最終発表前の感じが好きだ。これは演劇をやっている時から変わらないんだけど、発表というデッドラインがあるのはある意味とても幸せなことだと思う。私はまだまだ人間ができていないので、締め切りがあるから知恵を絞る。締め切りがあるからがんばれる。締め切りがあるから限界以上のことができる。

 今期は自分としては中々ペースがつかめなくて大変だったけど、おかげで一学期の間に3回ぐらい頭がオーバーヒートする機会にめぐり合えた。あと、卒業制作があったので去年までの私なら次のプロジェクトを走らせながらもう一学期かかるところを一週間で進めることができた。

 研究会があったおかげで、3年間常に成長し続けることができたなぁ、とおもう。

 あさっては、とにかく後悔の無い様に、丁寧に仕上げたい。