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2006年02月14日
ナイキのコンタクトレンズ。
Hot Wired Japanより。
『ナイキ社はコンタクトレンズ・メーカーの米ボシュロム社と共同で、スポーツ選手のパフォーマンスを向上させるコンタクトレンズ『マックスサイト』を開発した。アスリート向けの使い捨てカラーコンタクトで、まぶしい光を抑えて対象物が鮮明に見えるように着色されている。』
スポーツのための道具って、今までは水や空気の抵抗をなくすとか、より効率的にパワーを球に伝えるとか、身体の負担を軽くするとか、人間が外に向かってアクションを起こす部分をたすけるものだった。
これのオモシロイところは、アクションを起こす前のインプットである「認識」の部分に入ってきていること。考えてみればスポーツなどは何らかのインプットに対するリアクションなわけで、言われてみればこっち側ってあんまり思いつかなかったなぁ、って感じ。確かにアーチェリーや射撃なんかは照準器を感覚の延長として使うけど、実際に撃つときはやっぱりみてないわけで。
こいつは光学的にそのスポーツにとっての「ノイズ光線」をカットするものだけど、視覚だけでもまだ広がりがあるし、触覚とか聴覚までいったらもっと色々できそう。スポーツの記録は常に道具の進化と共にあったといっても過言ではないぐらいなので、こういうものが当たり前になってくるとオリンピックとかもまた大変なことになりそうですね。
まあでも、弓道とか「道」のつくやつには関係ないけど。心だからね。
投稿者 yosim : 2006年02月14日 22:05
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