« 追いコンと追いコンの間。 | メイン | 閑話。 »

2004年03月24日

そして我が身。

 先日も追いコンをやったのですが、今日はほんとの卒業式ということでまた改めてやりました。

 今回は前回とまた趣向を変えて、みんなの手作り感が溢れる会になりました。あたしは相変わらず貢献できてないけど、料理も自前だったり、卒業生から樽酒が贈られてきたり、ゲームも色々準備されてあったり。普段から決してまとまりのあるサークルではありませんが、こういう機会の時の気合の入れ方はとても素敵だと思います。

 卒業といっても、私の周りからいなくなる卒業生は案外少ないので却ってそう思うのかもしれませんが、大学生になってからというもの先輩が卒業していったり、研究室やらから人がいなくなっていくということが寂しくなくなってきたような気がします。

 まあ、まったく寂しくないって言ったらウソになるけれどもさ。高校生ぐらいまでの時と違って、今私の周りにいる人がどこかへ行ってしまうということは、それはその人たちが自分で選んだ道を歩き出すことだからなんだろうなあと思います。だから、その人たちがこれからどんなことをしてくれるんだろうと想像すると、私の感じる寂しさなんてほんとどうでもいいことなんです。それは、旅立っていく人があたしの一番親しい人でも同じだと思う。そして、そう思えるようになっただけ自分も少し成長したかなとも。

 それとともに、やはり考えるのは自分はこれからどこへ向かっていくのだろうということ。そのとき一番やりたいと思っていることをそのまま"夢"って言える年代はどんどん遠ざかっていく。まあ一応最近はなんとなくそれも見えてきたような気もして、更にそれってだいぶ茨の道だよなぁと言うことにも気づいたのですが、どこかしっくりこない気持ちのまま、あるいはこれがホームグラウンドなのよという演技を続けるのも面白くないと思うので、まあ結局は修行なのかなというところに落ち着きつつあります。自信なんていつだってなかったけど、今はまた格別だなぁ。

 何しろ、常に私の先輩であった人たちには、これからも先輩であり続けて、かっこいい背中を魅せつけていて欲しいですね。ご卒業おめでとうございます。

 そして私はマニア受けであり続け得たいと思います。さようなら。

投稿者 yosim : 2004年03月24日 01:41

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yosim.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1725

コメント

コメントしてください

// -->




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)