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2009年01月25日

イタリア人名はスタッカート。

 とある縁があり塩野七生の『ルネサンスとは何であったのか』を頂いたので、さっそく読んでみた。

 本の内容とはまったく関係ないんだけど、イタリア人の名前ってなんか「ッ」っていう感じの音が多い気がする。ボッカッチョッとか、ティツィアーノとか、マキァヴェッリとかボッティチェッリとか。日本語の流れの中で出てくると頭の中で音に変換できずにウッとなってしまう。まぁでもロシア文学の人名の方がわかりにくそう(詳しくはコチラを参照のこと)だけど。

 そんなことはおいといて。塩野七生の本を読んでいつも思うことなんだけど、歴史上の人物を近所の(あるいは親戚の)おばちゃん的な視点で描くところが独特だと思う。どんなに偉大な人物あいてでも、「○○さんって確かにご立派よねー、でも案外××なところがあるのよねー」「あの人ってなんでいっつもこうなのかしらねぇ、やっぱり子供のころからそうだったからねぇ」というニュアンスでほかの人だったら踏み込まないようなところに踏み込んでいく。

 ともすれば妄想で片付けられてしまいそうだけど、それでいて、しっかり裏付けがされているのでただの妄想に終わらず読む方はいかにもそうかと納得しついその井戸端会議に参加しているような感じになってしまうので、歴史上の人物がとても身近に感じられる。

 この本も、そういった意味でルネサンス時代の偉人たちが生きている時代に行ってちょっと覗き見してきたような面白さがある。個人的には、レオナルド・ダ・ヴィンチはなぜあんなに未完の作品が多いのか、ということについて初めてなるほどと思う説明に出会ったような気がした。

 今度は最近気になっているチェーザレ・ボルジアの本が読みたいなー。

投稿者 yosim : 2009年01月25日 23:29

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