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2006年06月17日
『医龍』とおっぱい。
一般的に、絵はそれを描いた人に似るという。
実際問題そうだと思う。ちょっとでも描いたことのある人ならわかると思うけど、人物を描くと無意識のうちに自分に似てしまう。髪形や体型など、そのときの自分に近いのが一番描きやすい。描くということは結局自分の中に持っているイメージを紙に落としこむこと。人を書く場合であれば当然自分自身の身体イメージが一番強いわけだから、それが描きやすいというのは当然のこと。
でも、たまに少女漫画家とかで「いやどう考えてもオマエとオマエの描く絵かけ離れすぎだろ」という人がいる。誰とは言わないが。そういう人たちは描くための強烈なイメージというのをどこから得るのか。
個人的には、これは「憧れ」や「欲求」のなせる業だと思う。ツネヒゴロから「こうなりたい」「これが欲しい」と想いをめぐらしていれば、アタマの中にそのモノのイメージを繰り返し繰り返し作っていることになる。それが結果的に絵に出てくるのだと思う。
一番それが分りやすい、と思うのは男性漫画家が描くおっぱいではなかろうか。
得てして、男性のほうが色っぽい女性を描くのが得意だ(と思う)。男性が女性に対して抱く妄想が膨らんで結晶したのが、彼らの描くおっぱいなんだろうなぁ、といったことを先日久しぶりのマンガ喫茶で『医龍』に出てくるミキちゃんを見ながら考えた。
前フリがエライこと長かったけれども、結局言いたかったことは『医龍』って面白いよね、あとミキちゃんと加藤ちゃんカワイイよね、ってことだ。
蛇足になりますが、私は当然の如くムネの大きい女性を描くのが大変に苦手です。
『・・・ないな。』
投稿者 yosim : 2006年06月17日 14:28
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