2004年03月10日
持久力の問われる鑑賞会。
今日は、とにかくみんなで大量にノンストップで映画を見よう(いわゆるシネマラソン)という企画で友人宅へ。ピザを食べながらコーラを飲みポテトチップスやビーフジャーキーをつまみ食うという会なわけです。
ほかのみんなは徹夜でやっているけど、私は明日も行きたいところがあるので終電で帰らせていただきました。辻下邸は居心地が良くかつ駅から適度な距離なのでまた遊びに行きたいと思います。よろしく。
そんなわけで私は3本見て終わってしまいました。見た順に、『クール・ランニング』、『戦場のピアニスト』、『現金に体を張れ』(いきなり"ゲンナマ"と読めた人は映画好き)。
『クール・ランニング』は2回目?かな。ジャマイカ初のボブスレーチームが冬季オリンピックでのメダルを目指すという実話に基づいたストーリー。とにかくキャラクターが常夏らしく底抜けに明るくて、リズムが物凄く軽快。スポーツものらしくさわやかで、私の一番好きな映画のひとつだ。
『戦場のピアニスト』は、全員なんとなく見ようとは思ってたけどこれまで見ていなかったという映画。うーむ、これが感動の大作みたいなカンジで宣伝されてたのは納得がいかん。長さの割りに内容がない。でも、ひもじいのが人間にとって一番惨めっていうのは良くわかった。
『現金に体を張れ』はさすがキューブリック、負けたやられたというカンジ。白黒映画なんだけど、そんなこと関係ない、今見ても新鮮で面白い。構成の全てが計算されていて0.1秒も無駄なシーンがない。つまり、全部のカットが後半のストーリー展開の伏線になっているということ。1時間半もないのだけれど、時間の長さでぐったりしたのを満足感にすりかえるような映画と違って、本当に美味いかけそばを一杯食べた気分だ。わかりづらいが。やっぱこうでなくっちゃねー、最後のカットの気もちよさったら。
なんか興奮してきて寝れそうにないとか言うこともなくもう寝ます。徹夜がんばれー。
投稿者 yosim : 2004年03月10日 01:09
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