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2004年01月20日

思考量。

 チームを組んで何かをする、ということは常に自分のやりたいこと・出来ることとチームとして目指すことのぶつかり合いである。

 この場合、どちらか一方に偏ってしまうと、絶対に手ごたえのある結果は得られない。自分に場合に当てはめて考えると、自分の考えに縛られるあまりに人の話を聞かなくなる、という可能性がもっとも高くてもっとも怖い。なんだかんだ言って、チームの全員が納得できる落としドコロが見つけられて初めて作ろうとしているものが手ごたえのあるモノになるのだと思う。そういった意味では、人の話を聞かないのは当然として、自分が感じている疑問やわだかまりを自分の中にしまっておくのも勿体無い話ではある。

 つーかやっぱりなんだかんだいってこの研究会の人はみんな頭が良いよ。というより自分で考える力を持っていると思う。それはそれで凄く刺激的ではあるのだけれども、他のところの刺激も受けてみたいと思う。うーん、どうしよう。

 あたしは割りとのんべんだらりと過ごすときと、見た目としてはややおとなしくなって沈思黙考するときとがあるのだけれど、今は後者だと思う。こういう時期は思考力が高まるので、今のうちに色々なことについてもっとじっくり考えてみたい。何か、将来的にはそのときまでの自分の考えをまとめて一冊で良いから本を書きたいなぁ、と頭の片隅でカウントダウンの音を聞きながら思うのでした。

 そういえば今日デジタル基礎意匠論の最後の授業でも言っていたのだけれど、今求められているのは専門家ではなく、もっとマクロ的な視点に立って未来を夢見ることの出来るプロデューサーである、という話。勿論、そのためには専門知識というのは前提ではあるのだけれども。そして、ひとつで良いから自分の得意なリテラシーを持つ、ということ。具体化の際に必要な苦労を身をもって知ることが出来るから。これは全くその通りだと感じていて、今まで自分の目指してきたことは間違ってなかったなぁと思った。間違いない。

 本格的にトイカメラにはまりそうな私に誰か一喝をお願いします。

投稿者 yosim : 2004年01月20日 00:49

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