2004年01月16日
凝り性。
凝るのは肩だけかと思いきや、実は他にも。
先日プラモデルカメラを組み立てて、高校時代の写真熱がぶり返してきている、というのはもはや周知の事実かと思います。しかし、高校時代より財力と情報収集能力が向上している今、その熱はあの頃の38度線を越えそうな勢い。
当時は、そのとき一番流行っていたIXYのコンパクトカメラを使っていました。一眼レフに憧れてたけど、高いしかさばるし、で。でもああいうコンパクトカメラだと、きれいには撮れるけど面白い写真はなかなか難しくて、金銭的なゆとりのなさも手伝ってその後しばらくの空白期間をおいてデジカメにシフトしていました。
で、デジカメはウェブにアップしたりするときは便利だけれども、それ以外のときはやっぱりアルバムにしてパラパラめくれるのがいいなぁ、データじゃ物足りないなぁ、と思っていたときに偶然出会ったトイカメラワールド。
こないだ作ったプラモカメラは、フレーミングして押すだけというのはデジカメと一緒なんだけど、オートフォーカスやら色調補正やら入るかちかち優等生な日本製品と違って、レンズもプラスチック、シャッタースピード適当、フラッシュない、状況によって写りバラバラといういいかげんさがアナログ感を強調していて自分の日常という非常にプライベートな時間を切り取るのには逆に向いていると思う。
しかも、作ってみるとカメラの原理って思いのほか単純で、ホントに一瞬だけ光を通してフィルムに像を焼き付けるだけ。要は、カメラよりフィルムがすごいんじゃないか?と気づき高校時代にはまったく気にしなかったフィルムについても調べてみた。
トイカメラユーザーでは、アグファというドイツのフィルムを使っている人が多いみたいだ。これ、ヨドバシのサイトとかでみると普通のフィルムの半額ぐらい。かっちりくっきりを重んじる日本人には評判が悪いらしいが、逆にトイカメラの思いっきりアナログな写りが好きな人にはウケている様子。今度はこれで撮ってみたい。
よく考えたらまず今のを現像してプラモカメラが使えてるのか確認するのが先だが。
ね、凝り性でしょ。
投稿者 yosim : 2004年01月16日 23:46
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