« 山場。 | メイン | 久しぶりの完オフ。 »
2003年05月27日
越えた。
昨日、結局2000字のレポートを書くために2時間まるまるアウトラインで悩み、書き終ったのが4時半。昔は即行書き始める派だったんだけど、高3の時に自由研究(卒論みたいなヤツ)をやってからアウトラインが出来上がらないとレポートの書けない人間になってしまった。いや、なくても書けることは書けるんだけど、何だかすごく苦しいの。
先週の授業かなんかで福田和也氏がのたまっていたのだが、文章を書く人間には二種類いるらしく、それぞれ「書き始めが決まれば書ける人」と「書き終わりが決まるまで書けない人」だそうな。私はさしずめ「書き始めと書き終わりが決まらないとダメな人」だろう。アウトライン作りはその辺を見極めるためにどうしたって必要何だろうな。少なくとも自分にとっては。
以前ここにもちょこっと内言語と外言語という話を書いたと思うけど、もう一度説明してみる。人間の思考は文章によっている、というのはまあ大体の人が認めるところだと思うけど、この時頭の中だけで考えている時に使っている言葉が内言語である。まあ、喋り言葉とか、書き言葉とかのアウトプットになっていない言葉ね。このアウトプットの言葉を外言語と呼ぶ。らしい。
レポートを書くなんていう作業は、まさに内言語から外言語への翻訳作業で、これをやっているとこの二つの言語がどれだけ違った言葉であるかというのを痛感する。内言語はとらえどころがなくて、すばしっこくて、油断するとすぐ目の前をすり抜けていってしまう。外言語はトロすぎてついていけない。でも、その内言語を無理矢理とっ捕まえて明確さと確実性のある外言語として紙の上に押さえつけていく作業は割りと好きだったりする。ただ、眠いと反射神経が鈍っているのでツライ。
そんなわけで何とかレポートを書き上げ(いくつか足りない点もあるが、全体としてはどうにかまとまっているだろう)、7時におきてやっつけでやった英語の宿題を携えて授業へ。先週サボったはずなのだが、なぜか皆勤賞として黒板に名前が書かれた。ていうか皆勤賞って。私たちは一体何歳だ。五歳か。つってこのジョークが分かるのはおそらく約1名。でしょ、S@Aさん。
今日は久しぶりにまともに授業を聞いた。ここしばらく色々切羽詰って内職したりしていることが多かったもんだが、当たり前のことがやけに新鮮。やっぱ先生ってみんな面白いこと言ってるよな。学ばせるぜ。冨田教授があんなにUFO好きとは知らなんだ。
火曜日はいつも一段落してちょっと長めに文章を書けるのが嬉しい。読むほうは大変だろうが、ある意味これは私にとってストレス発散なんだ。多めに見てくれ。
たまには、と自分の将来について考えてみる。
投稿者 yosim : 2003年05月27日 21:10
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://yosim.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/1427
コメント
はい、分かりました(笑 でも私は鈍いのでジョークと言われるまで、そうと気付いていなかったですけど。
いやー、それにしても、さすがに名指しされますとレスを入れたくなります。毎日日記は読ませてもらっているんだけど、このところ極力PCの前にいる時間を減らそう作戦展開中なので、なかなか書き込みできなくて申し訳ないです。
投稿者 S@A : 2003年05月27日 22:25
確かにPCの前にいるとあれよあれよと言う間に時間が過ぎていくよね。あたしも最近ほんとーに集中しようと思うときはネットに繋がないようにしてます。
わかるはずの一人にすらわからんジョークだったか。分かりにくくてゴメンナサイ。しかし、彼は良くも悪くも典型的なアメリカ人だなと思うのよ。
投稿者 YOSIM : 2003年05月27日 23:41