ワーキングチェアを新調。
と、言っても納品されたのはかれこれ1週間ほど前のことになりますが。
これまで使っていたイスは、なにしろ20年以上前から我が家にあった代物で、座面は穴があいてそれをカバーするために掛けてある布にも穴があいているわ、肘掛けは傷だらけだわ、おまけに背もたれを止めるネジがすぐに緩んでしまうので、しめなおすために常に机上に10円玉を用意しておかなきゃいけないわでさすがに買い換えてもバチは当たらないかなと思ったわけです。
はじめはケチって1~2万円ぐらいのを買おうかとも考えたんだけど、私は趣味が大抵机に向かってやること(ネットサーフィン、読書、お絵かき、ペン習字など)なので、人生の楽しみをケチなイスでそぐこともあるまいと思いなおし、それならそこそこ良いモノを買うかということになった(脳内会議で)。
じゃあ、『良いイス』の条件とは何ぞや?と考えてみると、どうやらそれは『身体に合う』(もしくは合うように調節できる)ということらしい。で、そういう視点で調べてみると、ハーマン・ミラーのアーロンとかが外人向けでデカイのは当たり前にしても、国内メーカーのモノも大抵身長170cmぐらいの人(すなわち成人男性)を想定して設計されていることが分かった。で、調節の幅が利く高いモノでも中々私の体格までは合わせられない・・・。Oh、150cm未満のちびっこは物の数にも入ってないのかYO。
と、一時はかなり被害妄想におちいったのですが、親切な方が教えてくれたところによると、ジロフレックスというスイスのメーカーの『giroflex 33』というイスは150cmぐらいの人でも使える数少ないイスのひとつとのこと。
ショールームに実物を見に行ってみると、デザインも機能も良くしかも45,000円を切るお手頃な価格設定でほぼ即決。で、先日我が家に届いたというわけでございます。
これが実際使ってみると思いのほか良い!というわけで良いトコロをまとめたのがこちら。
とくに良いのはリクライニング機能で、これは今まで無かったから使ってみるまで分からんかったんだけど、書き物をする時の前傾気味の姿勢と、本を読んだりする後傾気味の姿勢でそれぞれベストポジションに固定できるのが想像以上に快適。しかも、私みたいに体重がないと相当力をかけないとリクライニングしないイスが多い中でコイツは軽めに調節すればスムーズに動く。これはいいマジで。リクライニング機能超オススメ。
シュッとしたシルエットですが作りはかなり頑丈で、永く使えそうです。1万円のイスと10万円のイスは確かに良さが10倍違う気がするけど、この4.5万円のイスと10万のイスは2倍も違わない。たぶん8割ぐらいまではいってる。そう考えると、なかなか良い買い物ができたと思っております。
問題は部屋が快適過ぎてますます出不精になりそうなことぐらいよ・・・。