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2006年01月28日
2006年01月26日
スピリチュアル鑑定団。
唐突だが、この番組好きだ。わたしはわりあいオカルトとかスピリチュアルなものの存在はみとめているので、いつもあの話の輪の中に入れてほしいなぁと思いながら見ている。
なにがいいかというと、あのスピリチュアルな二人組が「複雑だよねぇ」「複雑よねぇ」「うふふふふふ」(さざめくような笑い)とこちらには全く見えないものについて意気投合しているところ。
思うに、オーラだの守護霊だのって一人が言ってるだけだと「ほんとかよ?」って感じだけど、二人以上の人間が意気投合するあたりで「じゃあそうなのかも」と納得させてしまうところがうまいんでしょうね。わたしもこう軽く神秘的にみられるような人間にはなりたいと思っているのですが。
ポジション的にはどっちかというと細木先生だな。
2006年01月18日
妙に納得してしまった。
2006年01月15日
新年会だったのかは謎だけど。
今日は学校に行ってミートだの苦手なFlashだのをやったあとに、中央林間の友人宅に新年会をしに行った。車でいったために例によって飲めず、もうすでに正月気分などもはるか彼方にに吹き飛んでいるので新年会であったかどうかには疑問が残るが、いずれにしろやけにテンションが上がったのでせっかくなのでちょっと書いてみる。
学部1年の頃からの付き合いなので「お互いなんというか社会に適合するためにがんばりましたね」的な話をしつつ鍋をかこむ。Clap Your Hands and Say Yeahというバンドを教えてもらったので今度CD屋に行ったときに買おうと思った。キモイ系が好きなんだ。
一人帰った後、私のワガママに二人が付き合ってくれる形でカラオケにいったのだが、実はこれがかなーりおもしろかった。ていうか、アカガワやっぱうめえ。酒飲んだあとだから声とか出てないんだけど、それすらもそういうもんなんじゃないか、と思うぐらい聴いてて飽きん。
どっかの歌手が言っていたが、「歌が上手くなりたいと思ったらステージに出て歌うしかない」というのは本当だと思う。やっぱり、人前に出ると言うことは自分自身をハダカでさらけだすことで、真剣にならざるを得ない。考えてみりゃなんでもそうで、たとえば今やっているような研究活動ならどっかに発表することを前提にしてないと絶対いいもんはできないし。私の唯一の芸である絵も、自分でうまくなったかな、と感じるのはやはしヒトに頼まれて描くようになってからだ。
自分のことはわからないもんだけど、ヒトのことは色んなことが目に付いちゃうし。真剣にやったぶんだけが自信になるし、ヒトを楽しませられるんだな。
そんなわけで、軽くライブに行った様で非常に気分が良かったので、ギリギリダッシュで乗った終電ではぁはぁしながらなんかずっとウキウキしてた。
雨が上がったらなんかすげえあったかくなってんだ。
2006年01月09日
ウェブカム買った。

2006年01月05日
『ビロードの爪』 2006 no.01
『ビロードの爪』 著:ガードナー 訳:田中西二郎
新年一冊目はミステリー。刑事弁護士ペリィ・メイスンが初めて登場する有名な本で、この作品でガードナーは人気作家としての地位を確固たるものにしたらしい。
ストーリーは最後まで二転三転で予測がつかない。美人秘書がいい感じ。
2006年01月01日
昨年の読書。
一応一通りリストにしておく。去年の読書でメモに残っているのが12冊ということを考えると目標に届かなかったとはいえまあまあじゃないだろうか。
ちなみに、去年もっとも印象に残った本は
『世界は音 ナーダ・ブラフマー』著:J.F.べーレント 訳:大島かおり
自分自身のモノゴトのとらえ方や価値観に影響が大きかったと言う点で間違いなくナンバーワン。自分がいかに視覚偏重の文化にどっぷりつかっているかを思い知らされ、本当の身体感覚とは何かかなり考えさせられた。
文庫/新書部門のナンバーワンは
『努力論』著:幸田露伴
アタリマエのことを完璧にこなせるようになることが何より大事、という禅的な思想と生き方に目覚めさせられた。社会人になるにあたって、座右の書にしたいと思う。
小説部門は、とても難しいがやっぱりコレかな。
『帽子収集狂事件』著:ジョン・ディクスン・カー
ミステリーは舞台がイギリスのものに限る。この人のは、外から見たイギリスでもなく、内から見たイギリスでもない、微妙な感覚が私自身の経験と重なる部分がありスッと世界に入れる。なによりフェル博士の自由でお茶目なキャラクターとウィットのきいた会話がたまらない。コレを読んで「ああーこういうの本格ミステリーって言うんだなー」と思ってもらってかまわない本だ。
全ての本の一覧はこの後につけとく。こうしてみると最近は次第に東洋的なものの方を強く信じるようになってきてるのがわかる。でも西洋が嫌いなわけじゃなくて、思索的な東洋が西洋と出会うことで手に取れるものになるってところに自分の仕事があるんじゃないかと思ってる。
01.『意味と生命』著:栗本慎一郎
02.『ドグラマグラ 上・下』著:夢野久作
03.『朝の読書が奇跡を生んだ』編:船橋学園読書教育研究会
04.『自分の中に毒を持て』著:岡本太郎
05.『中国古代の文化』著:白川静
06.『密室殺人傑作選』著:ハンス・ステファン サンテッスン 訳:山本俊子
07.『哲学の現在』著:中村雄二郎
08.『死体が多すぎる』著:エリス ピーターズ 訳:大出健
09.『不思議の国のアリス』著:ルイス・キャロル
10.『述語集』著:中村雄二郎
11.『言葉と無意識』著:丸山圭三郎
12.『目には見えない何か』著:パトリシア・ハイスミス
13.『モンガイカンの美術館』著:南伸坊
14.『仙人の壷』著:南伸坊
15.『笑う写真』著:南伸坊
16.『史上最強のリーダー シャクルトン』著:マーゴ・モレル ステファニー・キャパレル
17.『エンデと語る 作品・半生・世界観』著:子安美知子
18.『キヤノン高収益復活の秘密』編:日本経済新聞社
19.『シャープを創った男:早川徳次伝』著:平野隆彰
20.『戦略的組織革新:シャープ・ソニー・松下電器の比較』著:河合忠彦
21.『「書く」ということ』著:石川九楊
22.『帽子収集狂事件』著:ジョン・ディクスン・カー
23.『第三の銃弾』著:カーター・ディクスン
24.『湖中の女』著:レイモンド・チャンドラー
25.『待っている』著:レイモンド・チャンドラー
26.『ブンとフン』著:井上ひさし
27.『モモ』著:ミヒャエル・エンデ
28.『鏡の中の鏡』著:ミヒャエル・エンデ
29.『発狂した宇宙』著:フレドリック・ブラウン
30.『偽原子人』著:井上ひさし
31.『道元の冒険』著:井上ひさし
32.『サハラ幻想行』著:森本哲郎
33.『遥かなるケンブリッジ』著:藤原正彦
34.『11ぴきの猫』著:井上ひさし
35.『宮大工棟梁 西岡常一 「口伝」の重み』著:西岡常一
36.『世界は音 ナーダ・ブラフマー』著:J.F.べーレント 訳:大島かおり
37.『人間へのはるかな旅』著:森本哲郎
38.『ブランド・リーダーシップ』著:デービッド A.アーカー 訳:阿久津聡
39.『自分を活かす"気"の思想 幸田露伴「努力論」に学ぶ』著:中野幸次
40.『努力論』著:幸田露伴
41.『アラブ人の知恵の泉 策略の書』
42.『日本音楽のちから―次世代に伝えたい古くて新しい音の世界』編:現代邦楽研究所
43.『短歌をよむ』著:俵万智
44.『文章を書く技術』著:平井昌夫
45.『さおだけ屋はなぜつぶれないのか』著:山田真哉
46.『視覚的人間 ―映画のドラマツルギー―』著:ベラ・バラージュ
47.『メッカ イスラームの都市社会』著:後藤明
48.『日本の弓術』著:オイゲン・へリゲル 訳:柴田治三郎