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2005年11月29日

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身はひとつ されどわが実は ユビキタス

2005年11月26日

それとは別に。

 キーボードを叩き始めたらなんだかノッってきたのでちょっと軽い話も書く。

 昨日は一日死んでいたので、今朝起きて心機一転、ケータイを前から狙っていた機種に変えてきた。Vodafoneで初めてFelicaが使えるやつだ。それ以外にも前のとは比較にならぬほど使える機能が多い。

 機能は多いが、全然つかい方がわからず結局今まで使っていた機能しか使えてない。かえって使い勝手が変わってしまった分低機能になったのではというツッコミはナシだ。少なくともメールの送受信が早い。

 夜、テレビで越路吹雪のドラマをやっていたので見た。私はまったく生きている頃の本人を知らないので「なんか知らんが凄い人だったんだな」という印象だけれども、一つ印象に残ったセリフがあった。

 過労で十二指腸潰瘍を患い入院した越路吹雪に、マネージャーである岩谷時子が、もっと家事をお手伝いさんに任せたらどうか、と提案する。そこで、越路吹雪が
 「私はそれもちゃんとしたいの。そうしないと女として心が貧しくなるから。」
と答えるシーン。

 歌手は夢を売る商売だから、まず自分の心を豊かにしないといけない。普通なら女優や歌手なんかだったら家事なんてしなくても、って思いそうなところだけど、やって当然のことをしっかりこなして初めて自分に自信が持てて心が豊かになるんだ、ってハッとした。

 幸田露伴も『努力論』で、身の回りのことがキチンと成し遂げられないで如何にして大きな仕事が成し遂げられるか、と言っているけれども、大人物と言われた人ほどこういうアタリマエの部分をおろそかにしてないんだという事実を再認識。

 まとめるとだ、要は一日16時間も寝てはいかんと言うことだ。昨日の私よ。

2005年11月25日

ひとくぎり。

 色々とバタバタしたが、SFCの研究発表会であり、おそらく私の学生生活最後の大きなイベントであるORFが終わった。

 研究室全体としては来場者数最多でMVPをいただき、今後につながる足がかりになったのではないだろうか。私は卒業してしまうが、まだまだ学生を続ける人たちには是非それをいかして欲しい。低い踏み台で申し訳ないけど、そんな感じで踏んでって欲しい。

 自分自身としては、良くも悪くも、今の自分にとって最も相応しい結果をもらったと思う。なんだかんだといって、自分にかえって来るものというのは、その時の自分以上にはならない。満足できたところはその分がんばったところ。満足できなかったところはさぼったところ。結局そういうことだ。

 後は、改めて考えたのは自分の周りにいる人たちのこと。自分がいかに周囲の人に支えられて立っていられるのか、ということ。

 私は運の良いことに困っているとなんだかんだと色んな人に助けられて何とかやってきた。問題なのはそれがアタリマエになってきてしまって、それに対して感謝することを忘れてしまうこと。あたしがこれまで自分の力以上のものを出せてきたのは一体誰のおかげだ?

 そこんとこも一度考えつつ、卒業までの日をかみ締めます。

新しい携帯になった。